Appleは2018年にAirPortのワイヤレスルーターラインを正式に廃止しましたが、FCCの提出書類には、承認のために規制当局に送られた未リリースの「ネットワークアダプター」があることが示されています。 準拠しているワイヤレス規格は前世代のものであるため、この製品がAirPortシリーズの後継となる可能性は低いですが、名前のない製品には、すぐにわかるように、いくつかの興味深い側面があります。
FCC文書は、この「ネットワークアダプタ」が19F47ファームウェア、またはiOS15.5の初期の内部バージョンを実行していることを明らかにしています
FCCのWebサイトで公開されているドキュメントには、モデル番号A2657の「ネットワークアダプタ」が記載されています。 によると MacRumors、Appleは1月22日にFCCにこの名前のない製品を次の説明とともに送信しました。
「A2657はネットワークアダプタです。 一体型バッテリー、2つのギガビットイーサネットポート、USB-Cコネクタおよびアンテナを備えています。 このデバイスは、IEEE 802.11b / g / n無線、Bluetooth無線、およびNFCをサポートしています。 ネットワークアダプタには、32GBのメモリストレージと1.5GBのRAMが付属しています。
このデバイスは、ホストコンピューターに接続し、通常の使用時にUSB-Aポートを介して電力を受け取ることを目的としています。」
広く利用可能なワイヤレスルーターとアダプターの大部分がWi-Fi6または最新のWi-Fi6Eをサポートしていることを考えると、Appleの名前のない製品は802.11nまでしかサポートしておらず、その点で印象的ではありません。 追加の文書は、この不思議な製品が、カスタムAppleチップセットとともにiOS15.5の以前の内部バージョンであった19F47ファームウェアを実行していたことを示唆しています。
FCCの文書は、規制当局がこのアダプターをiMacでテストしたことも明らかにしており、それ以外の情報は共有されていませんでした。 奇妙なことに、画像が共有されていなかったということは、Appleの「ネットワークアダプタ」が内部使用のみを目的としており、消費者向け製品に移行することは決してないことを示しています。
AppleがAirPortシリーズを復活させるつもりかどうかは定かではないが、この「ネットワークアダプター」は、同社のルーターファミリーがすぐに再導入されるという証拠を提供していない。
画像クレジット- 私が直します
ニュースソース： FCC
